どう考えるかで未来も変わる。

この記事は、2020年8月17日に公開したブログのアーカイブ記事です。

執筆:杉山幸治(株式会社SOWAKA・一級建築施工管理技士)

こんにちは。

名古屋市や尾張旭市周辺でリノベーションを通じて暮らしの提案をしている株式会社SOWAKAの杉山です。

今年のお盆休みはいかがでしたでしょうか?

休みが長かった方も短かった方も、今年は家にいることが多かったのではないでしょうか?

弊社も12日から15日まで夏季休暇とさせていただきましたが、住宅関係のメーカーや材料屋さん

が8日から休みに入ってしまっているので、8日から12日まで何の手配もできず・・・

今年の梅雨明けが遅かったので、天候に左右されてしまう建設業では6月初旬の梅雨入りで現場の進みが悪くなり始めて、梅雨明けの8月1日から7日までの実働5日間しか計画的な生産ができませんでした。

そして、シワ寄せは全てお盆明け。

しかも暑い!(笑)    

文句しか言っていませんね(笑)(笑)

結局・・・私のお盆休みは昨日の14時から半日。 

子ども達といっぱい約束があったけど・・・ごめん。

せっかく晴れているから現場が進められる!って思っていても、職人さんが他の現場で熱中症になった・・・という連絡。

暑いから仕方がないけど、発注しているお客様からしたら関係の無い話なのかもしれませんが。

現場用扇風機やスポットクーラー、空調服を使って夏を乗り切ろうとしていますが、あと1ヶ月は暑いでしょうね。

先日、お引渡ししてから天窓(トップライト)が開閉できなくなったとお客様から問合せがあり、直しに行ってきました。

屋根裏部屋はとにかく暑い! 

調査をした時はまだ外気温が涼しい時期でしたが屋根裏部屋は熱が籠るので暑くなります。

開閉できるものは頻度は少なくても開けたいものです。 

もともと、そういう設備なんだから。

開ければ熱が逃げるので、やはり室温はだいぶ違う。

調査してからすぐに梅雨入りをしてしまったので、梅雨明けを待って足場を建てて屋根の修理をしました。

コレ、弊社の施工ミスだったのです。

天窓(トップライト)からの雨漏れは事例として多いので、水漏れをしない様に施工をしたら開閉ができなくなってしまいました。

お客様には大変に不便な想いをさせてしまって、本当に申し訳ないです。

梅雨明け時期に天窓の修理。 

梅雨明けからお盆までの期間に駐車場のコンクリート打設工事(笑)

天気が悪いとできないけど、暑すぎるとやはりバテテしまいます。

建設作業員・・というと何だか暑さにも寒さにも強い屈強のオトコ達って思われがちですが、暑さが尋常じゃないのと、やっぱり団塊の世代とは違ってヒヨワな機械頼りのオトコ達になってきたのかもしれませんね。

バブル崩壊があってからキツイ、給料安い、汚いの3拍子揃った3Kの建設業は不人気ですが、そういう仕事があっての社会なんだよって誰も言わなくなった。

そういう人も本当は必要。

なぜ勉強をしなくちゃいけないか・・って子どもにどう伝えていますか?

私は父親が水道屋さんだったので、勉強しないと朝から晩まで文句も言えずずっと土堀りをすることになるって言われて育ちました。

それが良い教育だったかどうかは分かりませんが、父親の世代はそう感じるところがあったんだと思います。

いま、不景気になりつつあり職人不足も解消されはじめてきましたが、やはり、仕事ができる職人は忙しいから職人不足の解消するに至らないです。

そして、忙しい職人は腕も良いけど仕事内容も、どこの会社の仕事かも選ぶ。

私たちの仕事は腕の良い職人とのパイプ役でもある。

お客様との打合せをしっかりしておかないと暇な職人さん達しか残ってくれない時代になってきました。

工程表や図面をその通りに進めていけない会社だったり、図面が間違いだらけだったり、お客様との打合せがグチャグチャだったりすれば、いくらホームページが綺麗に見栄えていてもインスタ映えと一緒。  

その時だけハリボテの様に綺麗に見えるだけで、当然にそんな管理をしていれば業者さんからの請求額も高くなる訳だから会社は無くなる。

いま、弊社は13期目(会社を作ってから12年と10ヶ月経過)。

色々なお客様や職人さん、従業員と進めてきた13期ですが、暑い時は空調服を着て対応する、寒い時は防寒ジャンパーを着てなるべく身体を動かす(笑)、Webページ(ホームページ)には探している情報をなるべく正確に出す、団塊世代から世代交代した若い職人さん達をその時代に合わせた動かし方をする・・・・等。

全てにおいて時代に合う様に盛り込んだ対応でこの先も進めていかなければならないと思っています。

久しぶりにブログに書きますが、会社って何で存続し続けなければいけないか・・・

それは、毎週の様に竣工して引き渡しているお客様との責任という約束を守る必要があるから。

○○年保証!って言って引き渡しても1ヶ月後に倒産してたら嘘になる。

当然ですが、工事をすることで弊社は利益を生んで運営をしています。

普通に適正利益を出させてもらえればパフォーマンスは維持できる。でも、今の世代は頭が良いから私には本当に難しい。

騙すのは簡単な時代。

でも、真面目に運営するには難しい時代。

この難しさをどう越えるかが最近のテーマです(泣)

お客様に対して本当に向き合っている建設会社が少なくなってきている=お客様にとっての業者不足

よーーーく考えないといけない時代ですね。

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