長久手市木造築32年フルリノベ着手
この記事は、2020年8月24日に公開したブログのアーカイブ記事です
執筆:杉山幸治(株式会社SOWAKA・一級建築施工管理技士)
こんにちは。
名古屋市や尾張旭市周辺でリノベーションを通じて暮らしの提案をしている株式会社SOWAKAの杉山です。
本日から愛知県長久手市で木造軸組み住宅のフルリノベーションが始まりました。
先週は暑い暑いなか、お祓いをして土地建物にご挨拶、工事の安全祈願をしてもらいました。
ご夫婦と3人の子ども達、弊社からは営業と設計、雑用係の私が出席しました。
リノベーションをする時、着手1ヶ月半前にお祓いはされますか?と打合せで案内をするのですが、だいたい8割のお客様は実施してくれています。
ひと言伝えるだけにはしています。
私は無宗教なので何を信仰しているとかは無いのですが、中古物件を購入してリノベをする場合には土地建物にご挨拶。
ご実家だったり親族から譲ってもらった土地だとしたら、先祖と土地建物に感謝を伝えた方が良いのではないかな・・って思っています。
別にお祓いをしなきゃ災いがあるとかって問題ではないのですが、一生に何度もある出来事ではないので2時間ほどお時間を割いてみてはどうかな??と。
私たちはいつものこと。
でも、お客様にとっては大きな出来事。
特にお子様がいる家族だと、お父さんとお母さんの背中を見せるチャンスかもしれませんね。
小学生くらいでこの経験をすれば、大人になっても絶対に忘れることはない。
いい教育なのではないかとも思う。
祭事が終わり、スタッフと話をしていた時に設計スタッフが「祝詞(のりと)にコロナの詞がありましたね!」と。
神主さんはコロナウィルスとは言わない(笑)
なんと神様へ伝えていたのでしょうか?
わかりますか??
答えは「流行り病」です。
祝詞はその一件一件内容が違うのです。
住所や名前、色々な情勢だったり、歴史だったり・・
ちょっと前にお客様のお兄さんが神主さんという方のお祓いをした時は、お兄さんが祝詞を弟の為に書いてきてくれていて、私も感動しました。
また、3時間も祝詞をあげてくれる神主さんもいるし、立地条件が悪くて東西南北を消すオマジナイ?や省略し過ぎな神主さん、お客様が信仰している宗教のお祓い、ほんと色々なパターンがあります。
挨拶ってとても大切なコミュニケーションだと思います。
人によっては耳が不自由で挨拶を返してもらえないこともあるのですが、色々なマンションのリフォームをやっていてイイ住まいだな~って思うのが、マンションの住民が私たちにも挨拶を返してくれる時。
8割くらいは完全に無視されてしまうのですが、やはり挨拶をするのも返すのもちゃんとすればお互いに気持ち良いのが日本人ですよね。
だから無宗教な私でも、お祓いでお客様と共に挨拶できると気持ちよく工事を始められます。
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