日本の常識 コンセント編
この記事は、2020年7月20日に公開したブログのアーカイブ記事です。
執筆:杉山幸治(株式会社SOWAKA・一級建築施工管理技士)
こんにちは。
名古屋市や尾張旭市周辺でリノベーションを通じて暮らしの提案をしている株式会社SOWAKAの杉山です。
今日は常識をテーマにコンセントについてお話をしたいと思います。
皆さんは何気なく使っているコンセントで思い浮かべるのはブタ鼻の壁に突っついているものを思い浮かべることと思います。
海外へ行く機会の無い方だと、世界共通だと思っていることと思います。
私も恥ずかしながら、学校ではそんな事を教えてもらえないのでコンセントはコレ!
って思っていました。
20代で初めて海外旅行をした時に変換アダプターを使わないと日本の電化製品は使えないと知りました(笑)
実は、抜き差しする部分の形状だけじゃなくて、電圧も違うんです。
例えば、日本だと100V(ボルト)が普通で、エアコンや調理器具などが200Vなのですが、
お隣の韓国だと普通の家電が200Vです。
アメリカは120V。
不思議ですよね。
アダプターを使って変圧をしないと日本製のまま電流を流したら「BOMっ!」
煙が出て壊れてしまいます。
火災になることもあります。
だから、間違えない様にコンセントプラグの形状も違うのです。
刺さらないようになっている。
日本でも100Vの家電と200Vの家電はコンセント形状もプラグ形状も違うから間違えない様になっていますもんね。
コンセントや家電を見ても私たちの常識が世界の常識ではないことが分かります。
杉工建設ではコンセント、スイッチも標準仕様というものを定めています。
世界中には色々なコンセント、スイッチがあるのですが、日本にもCategory A 2ピンという日本の基本仕様をベースに色々な商品が開発されているので、弊社で設計をすると標準ではこの仕様にしていますよってのを決めています。
それが、コレ
Panasonic製のワイド21ラフィーネアシリーズのスクエアタイプ
スッキリしたシャープなデザインなので私のお気に入り。
他にも、神保電機のNKシリーズやアメリカンスイッチ(トグルスイッチ)なども人気なので対応しています。
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