小牧市 軽量鉄骨リノベーション始まりました

この記事は、2020年1月18日に公開したブログのアーカイブ記事です。

執筆:杉山幸治(株式会社SOWAKA・一級建築施工管理技士)

こんにちは。

名古屋市や尾張旭市周辺でリノベーションを通して暮らしの提案をしている株式会社SOWAKAの杉山です。

重量鉄骨造のフルリノベーションが続いていたのですが、今回は軽量鉄骨造2階建て(へーベルさん)。

ハウスメーカーの建物はシリーズによって作り方が違うので何パターンかあります。

もし自分がハウスメーカーで建てるならHハウスさんやSハウスさんが好きですね。 

30年経っていても、その辺の木造住宅新築より全然イイ!

ただ、断熱材が劣化していて機能を果たしていなかったり性能が悪かったりなので、取替えは必須です。

Sハウスは発砲系の断熱パネルが外壁面に入っているのですが、劣化して性能を発揮していない状況です。

指で触ってみると砂の様になってしまう。

それに対してサランラップの会社はウレタン系の断熱パネルなので経年劣化せず30年経過しても弾力もある。

新品の時にどちらの性能が良かったかは分かりませんが、断熱等の効果も長持ちしないといけないですね。

今回の小牧市で行う軽量鉄骨造リノベーションも、断熱材はセルロースファイバーを使用します。

工事のしやすさだとリノベーションに全く向かない工法なので、施工性がすごく悪いセルロースファイバー断熱ですが、住む人のことを考えると全く別次元の断熱効果があるので価値はあります。

【これから中古で家を買おうと考えている人!】

1番最初に考えることは、その土地で良いか。

建物は宝くじが当たれば建替えができても、土地は変わらないですよね。

・自分たちに合った場所なのか

・将来を想像して老後まで住める場所なのか

・買おうとしている家の周りの環境はどうか 明らかにソリが合わない人が住んでいないか

・その土地周辺ならではのしきたりはどうか

・いま買っていいのか

次に建物。

木造?重量鉄骨造?軽量鉄骨造?鉄筋コンクリート造、プレハブ系?鉄骨鉄筋コンクリート?混構造?

まずはどんな構造をしているか、そして築年数。

そこまで考えて、やっと不動産会社の担当者と会いましょう!

見学をしてしまうと、絶対に手にしたくなるものです。

どうしたら手に入るか・・・を考える前に、どうして買うのかを考えた方が良いです。

気に入った土地建物であれば、前向きに検討しましょう。

不動産を買う時、リフォームやリノベーションを考えているなら不動産会社の営業マンに伝えた方が良いです。

不動産の売買契約と共に工事請負契約を上手に進めれば、金利の安い住宅ローンが組めることがあります。

そして、大事なことがあります。

リノベーションの打合せは時間がかかるので、先に土地建物を買ってしまうと住宅ローンと家賃を2重で支払わないといけなくなる期間が増えてしまうので、初めての内覧が終わったらすぐに連絡をください

リノベーションは進め方次第で金額が大きく変わります。

今回着手した小牧市の軽量鉄骨造の様な良い建物とすぐに巡り合えれば良いのですが、その建物がリノベーションに適しているのかどうかを最初から専門家が関わっていれば、修理する代金が少なくなります。 

せっかく買ったのに、建物がリノベーションをしてもダメな場合・・・困ってしまいますよね。

おおよそ、4ヶ月の打合せで工事期間は3ヶ月~5か月かかります。

大事なマイホームなので計画的に進められるといいですね。

補足ですが、小牧市の物件はお客様のご実家なので今回の不動産購入の話とは少し違いますが、どんな建物でもリノベーションはできます。

ただ、物件が安くても修理に費用がかかり過ぎてしまうと完成形が変わってしまうか、総費用がかかり過ぎてしまいますので要注意です。 

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