2017わたし達のしごと

この記事は、2017年3月8日に公開したブログのアーカイブ記事です。

執筆:杉山幸治(株式会社SOWAKA・一級建築施工管理技士)

こんにちは。

名古屋市や尾張旭市周辺でリノベーションを通じて暮らしの提案をしている株式会社SOWAKAの杉山です。

尾張旭市周辺でと書いているけど、実際は名古屋市内でのお仕事が8割(笑)

弊社は4月1日から第9期となる。

9年目に突入ですが、色々ありました。

その経験を踏まえてのわたし達の仕事ですが、1年目~4年目までは住宅や店舗のリフォーム、リノベーションや工場や住宅の新築工事を請け負っていました。

5年目からはリノベーションやリファイニングに特化した展開へシフトし始め、Webページのリニューアルや、社内のシステムを変えて現在に至っています。

愛知県内では1名から10名位の従業員規模で運営しているリノベーション会社がほとんどで、弊社は3月現在5名です。

多い時でも7名だったので平均的な従業員数だと思います。

リノベーションの設計や現場はリフォームに比べて長期となるため、設計図を書くのも打合せをするのも、現場管理をするのも時間を要するので多くの物件を一度に抱える事ができない現状がある。

また、従業員が多くても細かな伝達が上手くいかないのでこの人数が丁度良い。

おおよそ、弊社のリノベーション単価は1500万円(2016年度時点)で、打合せ開始から着手までの期間は平均で5ヵ月ほど。

そして、工事着手から引き渡しまでが5ヵ月となっています。

3組の大工を回しながら現場の工程を進めていくのですが、1日の現場の数が多い時で8件、少ない時で3件となっています。

この会社規模ではこれが限界。

8件中、8件全てがリノベーションではなく、リフォーム工事も含まれるため何とかこなせるのですが、私が会社員だった時も1人の担当当り20件ほど見積りや設計依頼、現場が常にある状態だったので、これが建設工事屋なんだな~って思ってしまう。

昨今のリノベーションは要望が非常に複雑で難しい事もあり、1件あたりにかける時間を考えると多く請け負う事ができなくなってきた。

若手が少なく、職人の質や人数の確保が難しくなってきた日本。

いかにしてお客様へストレスの少ない打合せを提供できるか。

品質管理の行き届いた建物を引き渡して理想の暮らしを手にしてもらうか。

わたし達はしっかりと計画性を持った打合せと工事管理をしなければならない。

2016年は依頼に答える事をベースにしていた為に、途中から完全にオーバーワークとなってしまっていたワタシ。

2017年は物件数を実現可能な4割減とし、様々な実務のシステム化を目指し活動していきます。

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