高断熱リノベーションの家

この記事は、2019年7月2日に公開したブログのアーカイブ記事です。

執筆:杉山幸治(株式会社SOWAKA・一級建築施工管理技士)

こんにちは。

名古屋市や尾張旭市周辺でリノベーションを通じて暮らしの提案をしている株式会社SOWAKAの杉山です。

昨日は名古屋市東区で弊社が設計施工をしているリノベーションの現場で壁のセルロースファイバー断熱の吹込み作業がありました。

弊社のリノベーションは標準仕様として断熱材をセルロースファイバー材としています。

もちろん、他の断熱材にすることもできますが、フルスケルトンのリノベーションだからできる高断熱という選択をお客様に提案しています。

このセルロースファイバー吹込みですが、実は失敗に失敗を繰り返しやっと工程内で無理なくできるようになったのです。(お恥ずかしい・・・)

初めてこの工法を導入した時は、どの職人も見たことも施工した事も無かったので私も現場に張り付いていました。

これはリノベには向かない工法だなぁ・・などと考えながらも、完成していく現場が今までと明らかに違うと体感して私自身が惚れ込んでしまった材料です。

暖かく、涼しく、静かで安心に囲まれて

外部との境を改修するとこれほど違うとは・・

今では普通に図面や仕様書へ『セルロースファイバー断熱』と書いていますが、その工法用の設計をして熱橋部分の見直しを行い、最大限に効果を発揮しながらも工期短縮やコストダウンを図っています。

今では、木造、重量鉄骨造、ハウスメーカー等のプレハブ系や軽量鉄骨造、鉄筋コンクリート造など様々な構造や平屋建て、2階建て、3階建てにも対応できるようになっています。

2020年に新築住宅の環境基準が変わります。

その環境基準が当たり前になったころ、お客様にリノベーションをしたことを後悔してほしくない。

リノベーションだから、今30年・40年前の建物だけど、10年・20年後も当たり前の性能で、幸せな家族を包んでいる家であってほしいと願いながら挑戦し続けています。

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名古屋 SOWAKA