事業用だからこそ省エネを組み込む(リノベ、リフォーム、新築)

こんにちは。

名古屋市や尾張旭市周辺で建築を通じて暮らしの提案をしているSOWAKAの杉山です。

近年、異常気象や紛争により原油価格の高騰があり光熱費をいかに抑えるのかが年間を通じて悩みの種になってきましたね。

物価が上がり、給料は上がらず家計を圧迫しているご時世に政府は呑気に様々な制度を変えて税収を増やそうとしている訳ですが、民主主義なのでこれは仕方がない事でもあります。

選挙へ行きましょう!(笑)

さて、2025年に「新築住宅の省エネ基準適合義務化」に伴い住宅の断熱性能向上が注目されているのですが、簡単に説明をすると

・先進国の中でも断熱性能の基準が低い日本を少し押し上げる為に義務化をした

・断熱計算や技術は難しいので、付いてこれない建設会社を淘汰させて増えすぎた会社を減らす

・地球温暖化対策のための2050カーボンニュートラル実現のために生産側へ技術向上を求めた

【日本の省エネ関連の施策】

2021年 省エネ性能説明義務化

     「この建物の断熱性能はコレです」とちゃんと説明してくださいね!

2022年 誘導基準をZEH水準に引き上げ、多段階追加

     等級を作って3~7までの基準を作りました

2024年 省エネ住宅性能表示制度の強化

     販売や賃貸をする側が省エネ性能を広告などに表示して比較を推進させる

2025年 省エネ基準適合義務化

    新築は今まで等級3で適法だったのですが等級4に引上げられる

2030年 強化省エネ基準の義務化、ZEH水準の強化

    新築の断熱等級が4から5(ZEH基準)に引上げられる

2050年 カーボンニュートラルの実現

う~ん、 何だか難しいですよね。

でも法律で決まっているので2025年から建てられる住宅は断熱性能が4以上となり室内環境が良くなります。

そして、5年後にはさらに断熱等級が5に変わるのでさらに良くなっていきます。

ただ、建築コストは当然に上がってしまうので悩ましいのですが、今までの日本の建物は品質が悪くて安過ぎました。

敗戦、高度成長期・・と経済が良くなると共に人口も増えて住宅不足となった日本は国が主導して、どんどん住宅を作るようにしました。

そして、建設関連従事者が日本中に多かったため、建て替えを進めて経済を回していく政策を進めていき、不動産も盛り上がってバブル崩壊。

日本の建て替えサイクルは約35年。 欧米は約70年なので半分なんですよ。

ここまでの話は、私が15年ぐらい前に会社を設立した時からホームページ上でずっと語っている事でもあるのですが、

そもそも低品質で暑くて寒い新築住宅に憧れて低金利で会社員であれば誰でも家を買えるようにしてしまったから、今は空き家だらけにもなっている。

そして、日本中が住宅ローンのために働くしかなくなっている。  そりゃあ景気なんて良くならないですよね。

SOWAKAはリノベーションがメイン事業ではありますが、何でもかんでもリノベーションが良いとは思っていません。

あまりにも低品質過ぎる建物はリノベーション費用がかかり過ぎる。

そんなん見ても分からないじゃん!って思いますよね。

まず中古住宅の価格が安い場合はそもそも建物の価値は無いってことなんです。だから土地代だけの価格で売りに出されていて解体費用で値下げをしたくない不動産屋さんなので普通に多く流通しているだけ。

SOWAKAが重量鉄骨造のリノベーションを推しているのは

「リノベーションをしてから30年は暮らしていける住宅を作りたいから」

そして、さらに「断熱リノベーション」を追加で推しているのは、

2011年から当社で建てた新築はセルロースファイバー材や発泡ウレタン、ネオマフォームを使用した断熱や遮熱材を使用した建物を建てていてリノベーションで実現するために3年位思考錯誤しながら現在の「断熱等級5相当の断熱リノベーション」をクリアできるようになったから。

ちょっとココはアピールポイントなんです(笑)

また、近年は住宅だけでなく店舗や事務所にも当社の断熱リノベーションを採用してくださる法人様が多くなっています。

建物全体で断熱をするのは理想なのですが、費用対効果を考える必要があるので事務所スペースのみって依頼もあります。

えー ホントに変わるの??って思う方は多いはず。

当社の事務所は断熱リノベーションを施してあるので、暖かく、涼しく、静かで省エネとなっているので見学に来てください。

住宅も同じではありますが、

照明をLEDに変えてエアコンを省エネタイプに変更することで消費電力はだいぶ変わります。

ただ、断熱をしていない空間にエアコンを付けても、ずっと冷蔵庫を開けている感覚と同じです。

お店や事務所を作る場合、必ず事業計画書を見せていただいたりマーケティングについても3C、SWOT分析を作って一緒に絶対に潰れない会社作りをしています。

個人的に「頑張って作ったお店や会社が無くなるのは嫌」だから。

事業系の建物は作ったら終わりではありません。

独立して始めてお店を作るオーナー様に多いのですが、オープンすることが目的になっている方がいるので私はお仕事をお断りしてしまいます。

会社を作るのも、お店を作るのも開業資金さえあれば誰でも夢は達成できます。しかし、その後の5年後を考えて作らないと絶対に潰れてしまう。

■SOWAKAの強み

 株式会社SOWAKAは2009年に杉工建設株式会社として設立しました。

 設立当初はリーマンショック後という事もあり仕事が少なかったのでリフォームの紹介案件を70%、下請け案件を30%で活動をしていました。

 2011年からリノベーションや新築注文住宅の案件も増えて現在の事業に近い形となり、設立当初から自社のホームページやネットショップを外部に委託してWebからの集客に注力する。

 2017年に次世代省エネ基準が2020年に義務化されると公表されたことから、リノベーション工事では難易度が高いセルロースファイバー材を取り入れて高断熱リノベーションの実現に向けて設計を開始する。(後に2020年基準は業界の反対により延期され2025年となりました)

 断熱性能の義務化が延長されたことにより7年前から断熱等級4~5の実績を積み重ねてきたことから、鉄骨造断熱リノベーションの分野で県内で強い会社となりました。

 2018年よりクリエイティブ事業に参入し、Web制作、チラシ・ポスター・名刺制作、動画制作などの業務を始めたことにより、法人様や起業する方へ建築をする忙しい時期に「広報」の一部を当社で進められる体制としたことによりオープンまでワンストップで寄り添える建設会社となりました。

■店舗や事務所の新築、リノベーションに関するアーカイブ

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