守山区RC戸建てリフォーム着手

こんにちは。

名古屋市や尾張旭市周辺でリノベーションを通じて暮らしの提案をしているSOWAKAの杉山です。

今週から着手した名古屋市守山区の戸建てリフォームは、塗装用の外部足場を組み終えたところです。

築年数は43年ですが前に所有していた方が大事にされていたので経年劣化をしている部分や汚れもありますが比較的綺麗な状態です。

内装も年代を感じるのですが、最近は味のある内装も少なくなってきたのでこの雰囲気もGoodですよね。

今回は間取りを大幅に変更して暮らし方を変えるリノベーションではなく、古く美しいものは使い、中古物件を購入した施主様の拘りたい部分を追加するリフォーム工事なので新旧を上手に組み合わせる形となります。

外壁はコンクリート打ち放しの仕上がりとなっており、新築時はかなり拘った建物だったと思います。

外壁を塗装して雨水から建物を保護する作業をするのですが、塗装って聞くと白色とか茶色に塗って・・・

というイメージかと思いますが、透明の3分艶塗料(10分の3程度の艶で、いわゆる艶が少ない塗料)を塗るのでほとんど見た目は変わらないです。 施主様はそれが希望(笑)

まず、劣化している窓や打ち継ぎ部分などのシーリング(コーキング)を打ち替える作業を行って雨水が入ってこないようにします。

その後に、見た目は変えたくないけど汚れは落とさないといけないので高圧洗浄作業をして塗装工事に入ります。

この高圧洗浄ですが、すごい水圧で汚れを飛ばしていくので綺麗になり過ぎる。

通常の工事だと塗装職人が高圧洗浄をするのですが、今回は洗浄が仕上がりになってくるので高圧洗浄のプロに任せています。

しかも、お客様にも立ち会っていただき、当社の現場管理とお客様、高圧洗浄職人と話し合いながら洗っていきます。

最近のSOWAKAは重量鉄骨造や軽量鉄骨造のリノベーションが大半となっていますが、実は私は鉄筋コンクリート造(RC造)のビルやマンションを建てるゼネコンの監督をしていたので、RC造はワクワクします。

学生の時もコルビュジェや安藤忠雄といったミーハーかもしれないのですが建築家が好きだったので、RC打ち放しってなると大好物でもあります。 ちなみに、私の結婚式をした場所は安藤忠雄の「光の教会」でした。

色々な設計をしていますが、建物はすごく計算しつくされているので、

この建物、すごくいいな~って思う時はその所有者の為に芸術の域で設計した人物を想像したりします。

私も予算はありきですが、対等に接してくれて、想いを語ってくれて、家族の仲が良くて素敵な方にはすごく時間をかけて設計をしています。

だから建物を見ていると新築で作った時の施主様と設計者、施工者の関係性がすごく表れているので色々な物語を想像して楽しんでいます。

この守山区の家も購入前の内覧をしていた時に私が欲しかった(笑)

大事にしていただきたいので、しっかりとメンテナンスをしてお引渡しをします!

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