尾張旭市軽量鉄骨造戸建てリノベ始まりました。
この記事は、2023年12月12日に公開したブログのアーカイブ記事です
執筆:杉山幸治(株式会社SOWAKA・一級建築施工管理技士)
こんにちは。
名古屋市や尾張旭市周辺でリノベーションを通じて暮らしの提案をしているSOWAKAの杉山です。
1ヶ月前に1階の工事が終わり、先日から2期工事として2階の工事が始まりました。
この建物はセキスイハイムのプレファブ工法の軽量鉄骨造で、現場組立てをする工程が少なくほとんどが工場で作られていて、品質が安定している。
ある程度作られた箱(240cm×380cm位)を16個ほど搬入して、基礎に載せて繋ぎ合わせることで建物として形成されています。
独特な作り方なのですが、私が学生の時に習った「建築」とはだいぶかけ離れている構造体。
土台があって、柱、梁・・・という木造住宅とは全く考え方が違うのですが、そのユニットの組立て方を理解すればリノベーションも問題なくできます。
日本の建築というのはモジュール(柱から柱までの寸法など)が尺貫法(303ミリ)の倍数で作られていることが多いのですが、ハウスメーカーやビル・マンションはメートル、輸入住宅だとフィートで表示されている。
だから日本製のお風呂や建具などは尺やメートルに対応できるように開発されているのですが、積水系のお風呂などは独自の寸法を採用しているので、リフォーム等ではセキスイ製の商品を使わないと入らなかったり、小さすぎて隙間ができてしまったりする。
30年以上前から自社建物のリフォーム需要を考えて開発をしている訳ですから上手ですよね。
ハイムさんのリフォームだとセキスイファミエス(旧セキスイルーミング)がほとんどだと思いますが、機器の取替えだとセキスイ製を使わないと上手に空間利用ができないから仕方ないですよね。
ただ、リノベーションとなってくると話しは変わります。
フルスケルトンにして、ハイムの良いところと苦手なところを現代の技術で再生できるので、当社はハウスメーカーの物件も数々手がけています。
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