学校でも会社でもない学び舎 inジブリパーク

この記事は、2022年11月21日に公開したブログのアーカイブ記事です

執筆:杉山幸治(株式会社SOWAKA・一級建築施工管理技士)

こんにちは。

名古屋市や尾張旭市周辺でリノベーションを通じて暮らしの提案をしているSOWAKAの杉山です。

11月18日、19日、20日とジブリパークにて「あいち市町村フェア」が開催されました。

株式会社SOWAKAでは以下の4事業を進めています。

「建設事業」

建築リノベーションや注文住宅、店舗の設計施工

「ソーシャルデザイン事業」

地域ブランディング、コワーキングスペース・レンタルスペース運営

「クリエイティブ事業」

映像ディレクション、ドローン撮影、ストリーミング配信

「ECサイト」

3Dプリンターによるプロダクトデザイン販売

これらは全てが建設事業から波及した事業となっており、建物を作るための設計図を描く時に使うCADの2次元(2D)から応用して3次元(3D)のモノづくりを行ったり、完成写真の撮影を自社で行っていた応用から映像編集やドローンの撮影、会社自体を一般開放してコワーキングスペースとなっていたり、地域の繋がりから地域ブランディングを真剣に取り組んでいるという何とも変わった会社です。

(自分で言ってしまった・・・)

その中でも、今回はソーシャルデザイン事業として、金城学院大学と名古屋産業大学の学生さんとコラボをして市町村フェアに出展をしてきました。

大学生が企業とビジネスを学ぶ

今回は、大学1年生から4年生に向けて、イベントの企画立案、企画書作成、収支予算書作成、会議運営や会議のやり方、プレゼンテーションのやり方や伝え方、共助の精神、イベント準備、当日の設営に至るまで、社会人になってから学ぶ一連の作業をひとり一人の性格に合わせて、4か月半かけて伝えていくという内容。

5月:あいち市町村フェア出店申込み、大学側へ打診

6月:社内で学生人数、インターン計画書作成(予算、目標設定)

7月:学生と面談、事業概要の説明

8月:会議運営、設営について

   素案をまとめる(初期メンバー)

9月:素案を基に最終的な学生募集を開始

10月:大学側とZOOMでつなぎ学生による会議開始

    外装、内装、会計、シナリオ、デザイン、看板で2名づつのグループ分けを行う

    収支予算書の案を企業側から出して以降は学生によって予算組みを行う

11月:SOWAKAの社内や駐車場にて内装や外装、小物などの製作

    開催1週間前に学生による視察

    あいち市町村フェア開催


ZOOMなどを活用しながら紙資料を使った会議

パワーポイントなどを活用したプレゼンテーションの実施

各自、PCを持ち込んで宿題を説明

各グループに分かれて作業を行う

グループワーク後の情報共有

SOWAKAスタッフが1階キッチンにてカレーライスを夜食に作ったり、学生の親から差し入れもいただきました!(ありがとうございました!)

小物などをみんなで製作中

ブース内で使う布などを予算に合わせるために視察

外装となる部分の製作では集中!

塗装作業(たのしそう)

フェア当日朝のジブリパーク(学生が撮影したもの)

KURASI MARKETのブース外観

金城学院大学の教授が応援に駆けつけてくださいました!

大村知事がKURASI MARKETのブースに来てくれました。

今回の出店店舗で一番元気が良かったから気になってくださったのかも(笑)

大村知事がTwitterで紹介をしてくださいました。(ありがとうございます!)

だれ一人として脱落せず、みんなで助け合いながら意見を出し合いながら進めた4か月半。

最後に学生へ贈った言葉は、武田信玄の名言。

「一生懸命だと知恵が出る

 中途半端だと愚痴が出る

 いい加減だと言い訳が出る」

 みんなが社会人になって辛い時に思い出すといい。

 大学時代に経験したイベントで、なぜ知恵が出たのか、なぜ愚痴や言い訳を誰も言わなかったのか。

 分からなくなったらいつでもお店に来て、また話そう!

 ほんとうによく頑張った!

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(受付時間 9:00~18:00 日曜定休)

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