想いを伝える
この記事は、2018年5月22日に公開したブログのアーカイブ記事です。
執筆:杉山幸治(株式会社SOWAKA・一級建築施工管理技士)
こんにちは。
名古屋市や尾張旭市周辺でリノベーションを通じて暮らしの提案をしている株式会社SOWAKA(旧杉工建設)の杉山です。
昨日から尾張旭市内でビルの大規模修繕が始まりました。
今回から看板シートを変えてみました。
この看板シートは4月から仲間になった新入社員の初めての仕事です。
学生時代は使った事もないデザイン用のソフトウェアで、何枚も何枚もデザイン案を出しては私にはじかれ・・・
やっと原案が通っても修正を繰り返し苦労をしていました(笑)
そして、社外のシート製作会社と打合せをしながら、その進捗を毎日報告し稟議を上げて発注。
実は毎日どこかでリノベーションの現場が動き続けている訳ですが、規模や内容は色々でもお客様の要望を聞き、提案の中で納得できる内容を話し合いの中から作っていくのは同じ。
提案の内容や予算、時期などを打合せしては記録を残し、図面にも反映していきます。
工事が始まれば各工程で説明や報告を行い、契約通りの予算で形としていきます。
一緒ですよね。
まず一番最初の提案が悪ければ2回目の打合せに進む事はなく、工事をするどころか図面を描くことすら許されない。
社内のスタディでは自分の案が採用されるかどうかだけですが、クライアントがいる現場では、お客様は一生に一回の買い物をする為に業者選びをしています。
だから2回目なんて無い。
まず弊社に声をかけてもらえた事に感謝。
そして、その期待に応えるために事務所内で様々な提案を作り、一番最善と考える案の資料を作成し、プラン提出をします。
内容によって変わりますが、建築図面や資金計画書、工程計画書、調査報告書・・・
色々な方向から、お客様と建物の両方を考え見通しを立てていきます。
だいたい他社と相見積りになっていても弊社が受注していますが、10回に2回くらい負けます。
自信をもって臨んでいるので凹みますが、難しい内容の工事は負けた事がない。
次世代の後輩に望むのは、ひとつひとつの仕事を丁寧に行うこと。
いい加減な仕事をして完成させてはいけない。
目の前のお金や休暇じゃなくてどれだけの数の達成体験をするか。
私も失敗はする。
でも、失敗をしたら隠さない、謝る、お客様にとっての最善の利益を考える。
「仕事に対して努力を怠らない、確認を怠らない、言い訳など問題外」
不思議と成功は忘れるけど、失敗は忘れないもの。
株式会社SOWAKA
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