お客さんにとっての最善を考える
この記事は、2018年6月3日に公開したブログのアーカイブ記事です。
執筆:杉山幸治(株式会社SOWAKA・一級建築施工管理技士)
こんにちは。
名古屋市や尾張旭市周辺でリノベーションを通じて暮らしの提案をしている株式会社SOWAKAの杉山です。
5月から始まったビルの大規模修繕。
住宅やマンションにも外壁をタイル仕上げとしている建物が多いのですが、よく汚れないからメンテナンスを
しなくて良いって勘違いをされているお客様も多い。
建物のシーリングが劣化してこれば、躯体に水が入ってしまう。
タイルは水を吸わないけどシーリングが劣化するとタイルの下地モルタルに水が付いて吸い込んでしまう。
冬に雨が降って、その下地モルタルが濡れてしまったらどうなるでしょうか。
夜になれば当然に凍るし、昼になれば溶ける。そして気温が低いので蒸発せずに夜を迎える。
そう。適切なメンテナンスをしておかないとタイルの表面だけでなく、下地のモルタルまで建物と浮いて(離れて)しまい
地震が来れば外壁がパラパラと落ちてくる事態になる。
タイルの浮きに関しては、その他、新築時からの施工不良や地震によって亀裂が入り浮いてしまったなど・・様々ではある
ものの、15年に1回は定期的に検査をして剥落の恐れがないかチェックをする事も建物の所有者の責任だと思います。
写真は1枚1枚のタイルが浮いていないか打診検査をしているところです。
何千枚、何万枚とあるタイルを検査するのは大変ですが、とても大切な作業なのです。
私たちはお客様にとっての最善を考えつづけています。
株式会社SOWAKA
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