倒れない!汚れない!失敗しない観葉植物の楽しみ方

この記事は、2014年12月18日に公開したブログのアーカイブ記事です。

執筆:坂本真由(株式会社SOWAKA・代表)

名古屋市や尾張旭市周辺でリノベーションを通じて暮らしの提案をしている株式会社SOWAKAの坂本です。

私が大好きなインテリアショップ、バイトリコ。

世界各国の有名、無名に関わらずデザイナーとの価値観を作品として提案し続けているのがトリコインターナショナル。

直営店舗として東京に1店舗、フランチャイズ店舗として福岡に1店舗あるインテリアショップです。

私は学生の頃、デザイン学科を専攻して学んでいました。

その学校は、現場の第一線で活躍している方が講師だったので、先生と呼ばれる人はプロばかり。

 ミラノ、パリを拠点に活躍している先生に空間デザインを教わったり、建築家の先生と一緒に建物を見て回ったり、家具職人の先生には家具をデザイン製作から販売までさせてもらったり。

とても楽しく刺激的な授業ばかりでした。

机に座ったままの授業よりも、毎日のように出掛けて、人間の五感をフル活用していたように感じます。

そんな授業だからなのか、先生とは授業が終わっても世界の話をしたり、夢の話をしたり、食事に誘ってもらったり。

とても貴重な経験をさせてもらいました。

まだ行けていませんが、ミラノで開催されているミラノサローネ(世界最大級の家具見本市)へと行って、あの世界観を肌で感じてみたいです。

 その中で、大好きなショップ、バイトリコ福岡をバイヤー担当されている方が講師の先生で、デザインとは何か、デザイナーとは何か、モノとは何かを奥深く学ばせてもらいました。

バイトリコのデザイナーは、デザイン界に新たな価値観と理論を持込んだ、最重要クリエイターばかりです。

その独特の世界観を味わうことができるようなショップです。

個性が強いけれど、一つあるだけで雰囲気になるバイトリコの作品。

その作品を一つ一つ手に取り、勉強というよりも世界観に触れながら、アイディアとは何かを考える授業でした。

私はそこからバイトリコの作品が大好きになりました。

私自身、人と同じものを好まない性格だからか、デザイナー、一人一人の個性が作品に現れている、そんな作品の虜になりました。

 学生の私は小さな雑貨でも買うことができなかったので、時間があると店舗へと足を運び作品に触れていましたが、それから数年経ち、バイトリコの作品を自宅へ一つ一つ増やしたいとの想いがあります。

少しお高いので‥まだ買うことができていませんが、まずこのプランターを自宅のリビングへと取り入れる計画をしています。

自宅には、わんぱくな子供たちがいるので、お部屋に植木鉢などのグリーンを置いていません。

そこで、パトリック モリスによって考案された逆さまの植木鉢「スカイプランター」。

足元にあるべき庭を真っ逆さまにして頭上に揚げ、全く新しい視点で植物を楽しむことが可能になったのです。

これで小さな子供やペットがいてもグリーンライフを楽しめるようになります。

スカイプランターの面白いのは、植物は逆さまにした場合でも、元気に光のある方や上へ上へと、ぐんぐん葉を伸ばすそうです。

今まで見た事もないような不思議な造形美を楽しめる植物も多いみたいなので、いくつかの植物を取り入れて、植物が持つ本来の姿を楽しんでみたいです。

最後に、バイトリコのポリシーにこのような考えがあります。


人間を取り囲むすべての環境をデザインと考えます。

どれだけ心地のいい椅子に座っていても、会話が弾まなければ気分は台無しだからです 。

我々は、インテリア、家具、プロダクトと同じように衣服、食事、音楽、会話までの総ての環境要素(デザイン)にたっぷりと愛を注ぎます。


 私は若い頃、この考えに衝撃を受けたのを覚えています。

この考えは、SOWAKAでリノベーションに携わっている中でも、私の中のポリシーともなっています。

お客様の環境をデザインする。カタチにする。

そこにはお客様への想いがたっぷりとある。

その想いを常に持ち続け、お客様に与え続けられるような人間でありたいと想いながら、お客様一人一人と関わらせて頂いています。

一人でも多くのお客様と沢山の喜びを共感できるように、日々勉強していきたいと思う年の瀬でした。

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