7年目の卒業式

この記事は、2017年9月11日に公開したブログのアーカイブ記事です。

執筆:杉山幸治(株式会社SOWAKA・一級建築施工管理技士)

こんにちは。

名古屋市や尾張旭市周辺でリノベーションを通じて暮らしの提案をしている株式会社SOWAKAの杉山です。

先日、所属している青年会議所という団体の卒業式がありました。

この団体に関しては賛否様々なのでブログには一回も登場してきませんでしたが、広く悪く言われているのが

「ボンボンの暇つぶし」(笑) 

確かに納得もできる。

簡単に説明すると20歳から40歳までの成人が入会できて、異業種と交流しながら「明るい豊かな社会の実現」をテーマにボランティア活動をする団体が、この青年会議所という団体。

日本全国に36,000人が在籍をしていて、サラリーマン、OL、公務員などが1割、9割が創業者や後継者、取締役で構成されていて、いわゆるボンボンが多いと言われてもおかしくはない。

世界、日本、各都市に設立されており、私が所属しているのが尾張旭青年会議所という一般社団法人です。

7年前のある日、車検を受けていた時に自動車修理会社の社長から

「この地域で経営者の友達を作らないか」

という趣旨で誘われたのが始まりでした。

当時、縁もゆかりもない尾張旭市に引っ越してきたばかり、会社を立ち上げて2年目という私には先の見える話に思えて入会しました。

が、、全く友達になんてなれない人達ばかり。

夜な夜な会議、会議、会議。 

そしてその度にある懇親会という名の飲み会。

時間も使うしお金も使う。

しかも、私はお酒の席が嫌い。

その時はやっぱりボンボンの集まりだな~ 

お酒の飲み方も悪いし所属している事が恥ずかしいとすら思っていました。

ネットで検索をするとヒドイ事が書かれているし、20歳から40歳までって一番体力仕事ができるのに何の為にボランティア事業の会議ばかりやって時間つぶしをしているんだ。

そして先日、40歳のこの歳になり、お勤めが終わり卒業式をしていただきました。

仕事をしなくてもいいボンボンと同じに思われたくなく、2倍以上働きながら活動を続け、家族の理解を重視して、もともと嫌だった懇親会へは出席せず走っていたら一つ見えたものがありました。

それは、物事の捉え方や人の動かし方、資料の作り方から経営手法まで・・・

ありとあらゆるヒントがこの団体に隠されていた。

途中で辞めるのはイヤ!

何となく物事を最後までやり切った経験が少なかった私だったので、卒業式は本当に嬉しかったです。

自分なりに、自分らしく、できる範囲で。

お金がかかるイメージだったのですが、懇親会への参加率が非常に悪かったせいもあり、費用対効果を考えると抑えながらも経営者仲間が増え、仕事のやり方にも効果があってとても有意義だった気もする。

そして、人と話をするのが苦手だった事もおおよそ克服ができたのかなとも思う。

7年間走り切って悟ったのは、途中で辞めた人や中途半端な活動をしたり見た人がこの団体の悪く思うのかもと。

世論はどうでもいい。

自分の活動が自己満足であったにしても自分が満足したならそれでいい。

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