金額の差をどう感じるかより・・

この記事は、2018年12月11日に公開したブログのアーカイブ記事です。

執筆：杉山幸治（株式会社SOWAKA・一級建築施工管理技士）

名古屋市や尾張旭市周辺でリノベーションを通じて住まう人の「想いに添った暮らし」の提案を行っている株式会社SOWAKAの杉山です。

先週の土曜日に妻からLINEが・・・

「子ども達がイルミネーションを見に行きたいって言ってるから早く帰ってきて」

年の瀬になると色々な会の忘年会や会合、イベント、そして時期的に建設業も忙しくなるので、なかなか家の事ができなくなる。

でも、子どもから要望されると親は弱いものですね。

超特急で帰りました！

なばなの里とか有名なイルミネーションのスポットへ行くのかな？？と思っていたら、一宮市の１３８タワーでした。

正式には木曽三川公園。

ホントにイルミネーションやってるの？半信半疑で行ってみると駐車場もほぼ満車で賑わっていました。

ここの公園は尾張旭市からは少し遠いのですが、入場料がかからず自然豊かな環境で遊べるので昼間によく行きます。

ただ、夜間は開園していたことすら知らかかったので（もしかしたらこの時期だけかも）不思議な感覚でした。

なばなの里だと入園料で１万円くらいかかるのですが、ここは無料。

確かに、イルミネーションのスケールは全く違う。

でも、

・家族でそこに居るという事を幸せと感じるか

・物質的なレベルを堪能するのか

・上記の２つを必要とするのか

その家族がその家族にしか分からない価値観で暮らし方を見つけて幸せを感じるという弊社の考え方と似ていると思いますが、お金をかければ最高のものが手に入るではなくお金をかけてもその人が大切にする気持ちが無ければ何の為にもならないと思います。

私は子供たちと寒空の中で「さむーーい」と言いながらその場に居るだけで満足でした。

リノベーションの様に様々な状況によって金額に差ができる工事はお客様にとってもボッタクリ？安過ぎ？平均？と不審感が募る業種でもあります。

概算金額で施工面積×１０万円から１５万円はかかりますよ　と伝えていますが、私も実際に計算をしてみないと正確には金額を伝えられない。

皆さんは　ボッタクリ、安過ぎ、平均　の全てが嫌ではありませんか？

お客様の想いに添った暮らしの提案というのは建物の形や住まい方もですが工事代金も同じことで、コストパフォーマンスを考えながら金額の調整をしながら工法や商品、品質、工事期間を提案するのが弊社のお仕事です。

金額の差を考えるのはとても大事です。　あの会社だと〇〇円、この会社だと〇〇円。

じゃあ、どう違うか。

お客様が真剣になる事がリノベーションの成功のコツです。

そこで暮らすということを考えるチャンスであり、お金をかける価値はその行為にあると思います。