暮らしを想像してみると答えが見つかる

この記事は、2019年2月28日に公開したブログのアーカイブ記事です。

執筆:杉山幸治(株式会社SOWAKA・一級建築施工管理技士)

こんにちは。名古屋市や尾張旭市でリノベーションを通じて暮らしの提案をしている株式会社SOWAKAの杉山です。

先日、会社から帰宅するとリビングの床に箱が置かれていました。

箱の制作者は小学1年生の次女。

翌日の朝、箱について説明を受けました。 

これは自分の2階建ての家。

ソファーがココにあってトイレがココ。テレビはココで・・・

私もよく小さな頃に作っていたので空き箱でしか表現ができないけど作りたい意味は理解できました。ちゃんと階段もあって上に上がることができる。

でもね~ ウチは平屋建てなんだよね~(笑) 

小学低学年の時、身の回りの空き箱という空き箱は全部オモチャでした。

箱をくり抜いて繋げたりして家にしたり基地にしたり、レゴと組み合わせて街にしたり。セロファンテープと空き箱、ハサミがあれば色々な想像が広がるし楽しかったのを思い出します。

小学高学年になると新聞の折り込み広告の中でも不動産屋さんやハウスメーカーのチラシを抜き取ってこの家なら自分の部屋はココで姉の部屋はココ、この家は小さいから大きくしちゃえ・・とか、

ここはピアノを弾くだけの部屋で、ココは機械イジリをする場所。ハンダゴテはテーブルの上に設置したままで片付けなくても良いしなどなど。

当時の不満や楽しみが入り混じった発想です。

他には隣の敷地も買ってテニスコートを作って・・・ 家の前に池があってサンダーバードの様に池の下からロケットが出てきたり。

予算なんて関係ない。

あれ?両親の部屋は?(笑)

そもそも、勉強をするなどという概念が忘れ去られている。

自分が家で何をしたいか、何をしていると楽しいか。 

そんな想像をしたり形にしてみたり絵を描いてみたり。

モノづくりをする醍醐味は想像力を高めることですね。

だからこの仕事をしています。

業者任せの家づくりもアリ。

自分で考えるのもアリ。

色々と選択をできる時代だからこそ判断が難しいのですが、「そこに住む」という事を考えてどうしたいかを考えれば答えが見つかるかもしれませんね。

いつもお客様と話す時、楽しみや不満、未来や過去、様々なカテゴリーの話をしながら点と線を繋げて図面を描いています。

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