SOWAKAのリノベーションとは

この記事は、2017年5月22日に公開したブログのアーカイブ記事です。

執筆:杉山幸治(株式会社SOWAKA・一級建築施工管理技士)

こんにちは。

名古屋市や尾張旭市周辺でリノベーションの提案をしている株式会社SOWAKAの杉山です。

よく「リノベーションとリフォームの違いが分からない」とお客さまに聞かれる。

物質的に答えれば、

リノベーションは間取り変更が伴う比較的大規模な改修工事

リフォームは経年劣化からの取り換えや模様替え工事

となる。

でも、最近の弊社はあまり物質的に考えなくなってきた。

正式にはリフォームは洋服のほつれ修理の事だから、リフォームというのはリノベーションのこと。

たまに、車を運転していると古い看板に「リホーム」と書いてある。

え~っ!間違ってるじゃん(笑) って思って見ていたけど、Re Home なんですね。なるほど。。

リフォーム(Reform)が本当は間違っている。

どうでもいい話ですが・・・。

弊社は近年、ほぼ新築な改修をメインに行っているので、いわゆるリフォームという工事のスピードに対応が出来なくなったこともありほとんどをお断りしていた。

でも、「ウチはリフォームはしていないんです」って伝えると「じゃあ、何屋さんなの?」ってなる。

最近、設計も工事も今まで以上の作業量をこなしていますが、工事規模が大きくなってきたので営業段階で話をする内容が不動産会社なのか、金融機関なのか、建築屋なのか分からないくらい多様な話をする必要がでてきました。

不動産は扱っていないし、お金を貸す会社でもないのですが、土地建物の権利関係や住宅ローン、利率、団体信用保険・・・

色々と扱っていない公平な立場として話をすることが多い。

もっと言えば、その土地建物がお客様が望んでいる暮らしや予算に合わなければ「やめたら?」と言えてしまう。

そして、その土地建物の状態が良くなければ立ち合いをしてくれている不動産屋さんには申し訳ないけど、指摘をすることにしている。

これは、建築に対しても同じです。

いまどきは相見積りが当たり前ですが、私はあまり気にしないです。

たぶん何処も同じ様な見積り金額だと思うし自分たちに合ったリノベーション会社を探しているだけだと認識しています。

たまに見積書を並べてお話しをされることもありますが、工事金額を安くして受注しようなんて考えていません。

いかに無駄な費用を抑えて完成させようかと工法や工程を考えるかがプロかな・・と。

リノベーション会社っていうとデザイン会社というイメージが強い訳ですが、

弊社のリノベーションというものは、

工事の規模は関係なく、土地建物取得のお手伝いから始まり建築的要素、不動産売買契約に関するアドバイス、金融機関の事前審査、本審査、金融機関の保証会社への工事報告、ライフラインの準備、引っ越し・・・

そう、自分らしい暮らしを希望しているお客様へのライフコンサルティング。

なんだかコンサルティングっていうとスーツを着ているイメージですが、私はいつも私服か作業服。

工事中物件へはほとんど毎日顔を出します。

ただ、3時間から4時間の打ち合わせを1日1件づつこなしながら4物件から7物件の現場確認、アフターメンテナンスをしていると回りきれないので、リフォームはリフォーム屋さんにお願いしてもらった方が連絡をくださった方の為。となってしまう。

リフォームといえば、電話したらすぐに来てすぐに直してくれるイメージではないでしょうか?

OBのお客様宅へは伺うけど、新規リフォームまではさすがに時間的な余裕がない。

リノベーションには工事が始まる前の打ち合わせに3か月から1年の打ち合わせが必要となってくる。

そして、予算は最低でも1平方メートルあたり10万円はかかる。

100平方メートルだと1000万円ほど。

ここに、クオリティーやデザイン性が含まれてくるとプラス3万円から5万円はかかります。

80平方メートルだと800万円から1200万円

120平方メートルだと1200万円から1800万円

マンションや戸建て、構造(木造、RC造、鉄骨造など)に関わらずだいたいこれ位はかかってくる。

結構かかるけど、新築に比べたらお値打ちな方ではありますね。

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