大須ネパールレストラン着工

この記事は、2019年3月4日に公開したブログのアーカイブ記事です

執筆:杉山幸治(株式会社SOWAKA・一級建築施工管理技士)

こんにちは。

名古屋市や尾張旭市周辺でリノベーションを通じて暮らしの提案をしている株式会社SOWAKAの杉山です。

弊社は数年前から外国籍の方でも日本人と同じ様にリノベーションができるようにと英語限定ではありますが受注して工事ができる様にスタッフの語学教育を進めています。

まだ限られたスタッフしかビジネス英語ができていませんが、この取り組みを通して7月から旭前営業所でKURASI MARKETという国際交流スペースを始めます。

外国籍の方々と日々接する機会を私たちから作り出してはいたのですが、接しているうちに外国人をサポートする方々や教育機関の方とも会う機会が増えて、たまに建設業だったことを忘れてしまいそうにもなります(笑)

私たちは暮らしを通じて建築を提供している会社ではありますが、建築を通じて暮らしの問題解決をする会社でもあります。 

暮らしとは衣食の他に、周りとのコミュニケーションが無ければ疎外感が生まれて、せっかく家づくりに成功をしても「そこで暮らす」のに影響が出てきます。

今回の現場は名古屋市中区大須。

ネパール人によるネパール人の為の母国料理を提供できるお店づくりに参加しました。

本日は1日目。

築30年以上前のビル1階なので写真の様な感じではありますが、ここからどんなお店になるのか楽しみです。(

私たちは完成形が想像できているので既に楽しんでいますが・・・)

このプロジェクトは外国籍の方々をサポートしている方からの依頼で、話を聞いてみると

「ネパールの人達って日本人の食べるお米だと栄養素が高すぎてお腹を壊しちゃうんだ~」

から始まったその国々の食生活に合ったお店を作りたいというオーナーの熱意に惹かれました。

私たち日本人が海外へ旅行へ行った時、たまに日本食が恋しくなったりしませんか?

私は毎日ハンバーガーでも全然問題が無いのですが、10年ちょっと前に新婚旅行でニューヨークへ行った時に、妻がお寿司が食べたくなってきた・・といってマンハッタンのお寿司屋さんへ行ったことがあります。 

お寿司屋さんなのに注文は英語だったし、味についてはお寿司の形はしていましたが全く美味しくなかったです・・・・

やはり本場の味じゃないと逆に母国が恋しくなるかも。

ビジネスや留学などで日本に来た外国籍の方々は、故郷の料理を食べることで異国の地でも安心感が生まれると思うと、食生活って大事なんだなーって思います。

また、そこに集まる人達とコミュニケーションをとることで、精神的にも安定してくるのだろうとも思います。

最近、東南アジア系のお店ばかり作っているのでアメリカとかイギリス、オーストラリアなどのお店も作ってみたいなと思います。

誰か紹介してください。

異国の地、日本に来ている人達のために。

衣食住を考える時、まずは、その文化から学ぶ必要があります。

見た目や言語が違うだけではなく、鉛筆の持ち方から習慣などありとあらゆることが日本人とは違います。

よく学び、よく知る事で様々な知恵と提案が生まれてきます。

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名古屋 SOWAKA